医院名:医療法人真理恵会 田中彰クリニック 
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コラム

2020.10.21

コロナ禍下でのインフルエンザ予防接種

この数年間、季節関係無しでインフルエンザが流行していました。しかし、新型コロナの流行に伴い、マスク・接触管理などを行なっていたためと思われますが、この春先から夏場にかけてインフルエンザの流行がほとんどありませんでした。
医学的な見地で言えば、とあるコメンテーターの発言のように「インフルエンザはほとんど流行してないから、冬場も多分大丈夫なのでは?インフルエンザの予防接種の意義を見直した方がいい」みたいな発言をされていましたが・・・。推量に基づきその推量を基礎として更に推量を重ね合わせていくようなもので都合のいい解釈でしかありません。でも、インフルエンザの感染者は減る傾向であるのは十分考えられます。
一方、社会的見地から見てみると、別物になります。話は変わりますが、生命保険は入っていると必ずいつかは使うことになります(いつかは死んでしまうので)。しかし、他の保険はどうでしょうか?火災保険・地震保険・車の保険・病気の療養費負担の保険などなど、その状態にならなければお金は払っているけど結局発動しない保険になります。でも、入っている方が多いですよね。今回のインフルエンザの予防接種も同じです。かかる可能性は例年より少なめかもしれません。しかし、インフルエンザになってしまうとその先はどうでしょうか?まずは熱発者外来に行かないとだめになります。インフルエンザ外来ではありません。つまり、コロナ感染者と同じ扱いを受け同じ所での検査になります。熱がある人をひとっくくりにはしないでしょうが、通常の外来ではなく、発熱の人だけの場所に行かされます。内部ではそれぞれビニールシート(スーパーのレジの前で垂れているような)で境目をつけて、2m程の距離を置いて換気のよい所で待たされるでしょう。左隣の人が看護師に「昨日から味覚がないんです」とか、右隣の人が「息が苦しいです、まだですか?ゴホゴホッ」とか、そういう場所に、待たされます。多分・・・
お子様の予防接種の際、通常の時間帯にしていない小児科が多い理由は予防接種で来院してそこで却って風邪をもらうのが嫌だからです。同じようにあなた自身がインフルエンザ(検査結果後)であっても、発熱を起こす疾患のグループに置かれるのは当然のことになりますので、それを避けたいですよね?
従って、今年のインフルエンザの予防接種は社会的見地から接種されておいた方がよろしいのではないかと考えています。なお、当院では妊婦様用に確保したインフルエンザ予防接種(チメロサール無)分しかありません。

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