医院名:医療法人真理恵会 田中彰クリニック 
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コラム

2019.10.04

2016年2月 母子手帳の交付について

平成28年1月1日から横浜市の母子手帳をもらうためには以前から必要だったものに加え「あるもの」が必要になりました。
以前から必要なものは「名前」「住所」「分娩予定日」「分娩場所(できれば)」「今かかりつけの医療施設名」「個人を特定できるもの(免許証とか)」でしたが、その「あるもの」とは「マイナンバー」だそうです。平成27年12月24日に横浜市からパンフレットが突然来ました(前日、Eメールで今度からこうなると連絡が来て・・・)。当然年末年始にかかるところで妊婦様には情報は流布されていません。市民のコンセンシャスをえられているのかな?と疑問符だらけですが、法律で1月1日から運用開始とのことですので、拡大解釈すれば、まあ、有りなのかとも思えますが、川崎市に問い合わせたところ、マイナンバーカードは平成28年元旦以降からすぐには必要ないと平成27年12月末現在の返答でした。遅いのもいいとは思えませんが、横浜市のように早すぎるのも???です。年末に妊娠された方々にはこのパンフを渡して必死に情報提供しました。
なぜ必要かというと「災害時に妊婦の状況を把握するため」とのことです。ただ、マイナンバー法からすると必要でなくなった時点で責任を持って確実にマイナンバーの記録を消去することになっています。たとえば、職場で給料をもらっているところにはマイナンバーを提示しないといけませんが、退職した時点で事業主は確実にマイナンバーの記録を速やかに消去し、消去した記録を残すことになっています。ということは「災害時の妊婦の状況」を見るためなら出産した後は妊婦ではないので速やかにナンバーの記録を消去するのでしょうか?そこのところがはっきりしませんが、そこはキチンとされているのだと信じています。とにかく、母子手帳発行時点でマイナンバーが必要(もし手元になければ,役所内部で調べていいかの同意を得るらしいのですが)です。
妊娠された方は検診されている医療施設で説明を聞いて下さいね。

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