医院名:医療法人真理恵会 田中彰クリニック 
住所:〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区 中川中央1-37-9 TNKビル2F 
電話番号:045-914-6560

コラム

2019.10.04

2011年2月  妊娠中の超音波検査(第4回目のおめでとう)

妊娠16週から妊娠20週くらいの頃に胎動を感じるようになれます。そうするとお腹の赤ちゃんが元気であることの確認がお母さん自身でリアルタイムに常時わかるようになるので安心感のアップとともに母親になる自覚がさらに強くなります。
 超音波検査は経腟(内診台の)ではなく、経腹で行うのでベッド上でお腹の上から見始めます。この頃になると顔は見た目、骸骨っぽいけれど、顔がきれいにわかるようになります。口をあけたり、指しゃぶりのような仕草も見て取れます。胎児の大きさはCRLではなく、BPD(大横径)で、そして20週くらいからはFL(大腿骨長)も追加してみていくことになります。性別はスゴく早い方だと妊娠12週くらいでも診断できますが、一般的に徐々に性別判断がしやすくなっていくのもこの時期からです。
 4D超音波検査は当院では無料で通常の超音波の時に同時に行っていますが、妊娠20週くらいまでが非常に簡単に見ることができます。妊娠20週を超えますと胎児と子宮壁とが接触する位置関係になることが多くそうなると4D画像が綺麗に取れなくなることが多く、赤ちゃんが動いて、子宮壁から離れたときを狙って撮影しないとうまく取れないので、手間がかかります(それで4D超音波検査が別途高額な金額を請求する医療施設があるのかと思います)。本来4Dは内部を立体的に見るものなので、胎児が大きくなるにつれお母さんだけでなく、さらに胎児の中味が立体的に写ってしまうことになり、理科室の解剖のお人形状態になっちゃう事があります。
 妊娠20週からは推定体重も一緒に計り始めます。その時は胎児のおなかの断面積をBPDとFLに追加することで計算できます。だんだん、超音波検査では赤ちゃんらしくなっていくので、わくわくできます。胎動感じて、おめでとう4回目です!

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